ドラゴンズニュース

山崎武司選手が引退を表明

2013/7/29

山崎武司選手が今季限りでの引退を決め、本日(7月29日)に記者会見が行われました。

山崎選手は1986年、愛工大名電高からドラフト2位でドラゴンズへ入団、プロ10年目となった96年にパワーヒッターの素質が開花、39本塁打を放ち本塁打王に輝いた。数ある本塁打の中でも、99年9月26日ナゴヤドームで行われた中日-阪神戦で放った逆転サヨナラ3ランは、チームの優勝を決定づける伝説の1発として今でも多くのファンの記憶に残っています。

02年オフにトレードでオリックスへ移籍、04年に戦力外となるも05年から11年まで楽天でプレー、見事復活を果たし07年に2度目の本塁打王と打点王の二冠を達成、09年はセ・パ両リーグ150本塁打を達成します。

12年から古巣のドラゴンズへ復帰し主に代打で出場、今季5月17日の楽天戦、9回裏に代打で登場しサヨナラタイムリーを放ち、リーグ最年長サヨナラ安打を記録しました。

山崎選手コメント

「今日はお忙しい中、僕のためにお集まりいただき、ありがとうございます。今シーズンをもって引退することを決意いたしました。
いきさつは今シーズン2回目の1軍昇格で、交流戦後、自分の中で今後2軍に落ちるようなことがあればと、けじめとして自分の進退というものをかけながらやってきました。
その中で先日2軍に落ちたことで、けじめとして今シーズンでユニホームを脱ぐということを高木監督、中日ドラゴンズ球団に申出入れ、今回このような形になりました。去年も引退か現役続行か悩みに悩み、ドラゴンズ球団の方々といろいろ話し、現役続行させてもらい、ファンの皆様にダメならユニホームを脱ぐという約束をして、白か黒か、グレーはないということを皆様の前でお伝えしましたので、まだシーズンが少し残っていますけど、自分のなかのけじめとして今シーズンをもって引退するということをお伝えします。

体も元気ですし、痛いところもありませんので、正直まだまだできると、まだ何年も野球がやりたいという気持ちがありましたけども、27年間という野球生活の中で、やはり最後はユニホームを脱がないといけないという中で、いろんな人たちと相談して、自分の中で最後の引き際というところを考えたら今シーズンかなと思います。
やりきったとは正直言えませんが、次のドラゴンズの若い選手に夢を託したいと思います、晴れ晴れとはしていませんが、時が経てばこの時季で良かったなと思えるように。これから自分で考えていきたいです。
27年間というと、野手では僕の目標としていた野村監督の27年というのが一つの実績として、成績として、これだけは並べたので、長くやれたなぁと思います。上には上がいて僕の大好きな山本昌先輩が30年やってますから、山本さんより先に辞めるのが悔しいなぁと。

僕はドラゴンズに18年間、パ・リーグで9年間プレーさせてもらったのですが、もうダメかな?ユニホーム着られないかなと思っていた所に、本当にいろいろな人に助けてもらったおかげでユニホームを着ることができました。
楽天イーグルスを退団して、またドラゴンズでユニホームが着られると、しかも現役でとは自分の中では全く想像できなかったのですが、それがまた着れたという奇跡的なこと、本当に皆様のご尽力のおかげで着させてもらったのですけど、自分の生まれ育ったドラゴンズ、いろいろなプロ野球の選手のありかた、厳しさを教えてもらったのもドラゴンズ、そういう中で、再び同じユニホームを着てプレーができたということが僕にとって一番の幸せでしたし、プレーよりもそれが一番印象にありますね。

プレーではドラゴンズでは99年のサヨナラ3ランは忘れられない出来事でしたし、楽天ではクライマックスに出場した時にホームランを打った、あれがすごく印象に残ってます、最近では古巣、楽天戦でのサヨナラヒット、これが印象に残る出来事です。

ホームランをいっぱい打ってる先輩もいますし、ヒットも2000本打てませんでしたし、一つの目標が長嶋さんの444本を抜くことが2000本を打つことよりも自分の中のこだわりでやってきたのですが、それもちょっと夢叶わず、2000本も打てず、なんかやはり自分のなかで成績としては足りない男だなとは思いますが、先ほども言いましたけど、野手では誰よりも長くプロ野球に携われた、現役生活ができたのが僕の一つの誇りだと思います。
野球の成績は・・・「まぁ頑張ったな!」と言ってくれるくらいはやれたと思います。まだまだ過去の先輩には遠く及びませんけど、27年間やれたということが自慢になるかなと思います。

久しぶりにドラゴンズへ帰ってきて、ファンの皆様に励まされ本当に嬉しかったです。
パ・リーグで9年間お世話になりましたので、東北で震災もありました、そういう中で被災された方々を励ますつもりでいろいろなところへ行きましたが、かえって僕らが励まされ、野球を頑張ろう、野球の素晴らしさを感じながらここ数年やってきたので、東北のファンの方々にもお礼を言いたいです。
残り2か月、山崎武司らしい終え方をしてファンの皆様に再度ご挨拶をしたいと思います。」