ドラゴンズニュース

10月5日にナゴヤドームで行われた中日-DeNA戦で今季の全日程が終了、7月29日に今シーズンでの引退を表明した山崎武司選手のラストゲームとなりました。

試合前の円陣で山崎選手が輪の中心に声だしが行われました

試合前の始球式では長男の山崎大貴さんがマウンドへ、先発の山本昌投手と山崎選手が見守る中、記念の投球を行いました。

試合前に行われた始球式で、長男の大貴さんの投球を見守る山崎選手

山崎選手は4番ファーストでスタメン出場し第1打席は左飛に倒れるものの、第2打席となった3回裏2死では中前安打を放ちます。

3回裏2死、中前安打を放つ山崎選手

試合は3回裏に中日が3点を先制するも6回表に追いつかれ3-3の同点に、そのまま延長戦へ突入し、最後の打席となった10回裏2死一塁、一打サヨナラのチャンスでしたが、結果は残念ながら三振に。

最後までファーストの守備についた山崎選手、試合も3-4で敗戦となり、最終戦を勝利で飾ることはできませんでしたが試合後はナインと笑顔で握手を交わします。

山本昌投手から花束を受け取り、握手を交わす山崎選手

試合後に行われた引退セレモニーでは山本昌投手、ドアラ、長男大貴さん、長女菜々さんから受け取った花束を手にファンの前であいさつをしました。

スタンドからの声援に応えながら場内を1周後、最後はファーストベース付近でナインからの胴上げが行われました。
27年という現役生活にピリオドを打った山崎選手、お疲れ様でした、そしてありがとうございました!!

ファンの声援に応えながら場内を一周する
山崎選手

山崎武司選手あいさつ

まず最初に、今日このような引退セレモニーをしていただき、中日ドラゴンズ球団、そして高木監督をはじめチームメイトの皆さん、ありがとうございます。
27年間のプロ野球生活にピリオドを打つ日がとうとうやってきました。
今日試合が始まる前は、まだまだやれるかなと、少し思いながら今日試合に出ましたが最後の最後まで試合に使ってもらい、正直疲れました。
今日試合にでて、あきらめがつきました。ユニホームを脱ぐ決心が今さっきつきました。
ありがとうございました。

18歳からこの中日ドラゴンズに入団し、そして9年間下積みをし、やっとのことで10年目に少しだけ成績が出せました。
山あり谷ありの波乱万丈の野球人生でした。
そんな中、3球団を渡り歩き、そして二度の自由契約。いろいろなことがありましたが、ファンの皆さんの応援があったからこそ、ここまでたどり着いたと思います。
ありがとうございます。

僕のプロ野球人生のなかで大きなことが二つありました。
一つ目は、10年ぶりに我がふるさとドラゴンズに帰ってきて現役としてまたユニホームを着られたことです。
そしてもう一つは2年半前に東北で震災にあいましたが、僕は楽天イーグルスに所属してました。
そんな中、被災者の方々に本当に暖かい応援をいただき、そして生きる力、あきらめない心を教えていただきました。
本当に東北の方々には、この場を借りてお礼を申し上げたいと思います。
ありがとうございました。

そして我がドラゴンズは、残念ながら12年ぶりのBクラスということで本当にファンの皆さんの期待を裏切ってしまい、大変申し訳なく思っております。
でも、またこの秋から、しっかり練習し、そして今年なぜ勝てなかったかを反省し、並んでいる僕の後輩たちが、必ずやまた強いドラゴンズを取り戻してくれると思います。
みなさん期待していてください。

そしてドラゴンズの選手の皆さん、1年でも長くユニホームを着てください。
中日ドラゴンズには、僕の先輩である山本昌さんがいます。山本さんには負けたくない、そう思いました。でも負けてしまいました。
後輩諸君、山本さんに少しでも近づけるよう、そして少しでも追い越せるよう頑張ってください。
応援しています。
最後になりましたが、27年間大きなけがもなく、そしてこの強い身体を生んでもらった両親に感謝をしております。
そして家族のみんな、そして僕の携わった方々、本当にありがとうございました。
あしたから、第二の人生がはじまります。
またドラゴンズ、そしてプロ野球界に恩返しをできるよう、これから精進していきたいと思います。
今日は本当にありがとうございました。