ファンクラブ通信「私たち会員です」
中日スポーツ 2020/5/23掲載
遅い“春”信じて
まぶたを閉じれば、そこに夢をくれし竜の元気な声がする…。沖縄キャンプのころから嫌な兆候はありました。まさか世界中がこんな状況に陥ってしまうとは思いもしませんでした。今考えると、今年ファンに囲まれて練習や試合をするプロ野球選手の姿を見られたのは貴重だったんですね。
公式戦のチケットも何度も何度も払い戻ししました。「冬来りなば春遠からじ」なんて言葉がありますが、今年はまだまだ遠いですよね。でも春が来ることを信じて、みんなで協力して見えない敵と戦っていくしかありません。「負けるもんか!」
愛知県岩倉市、藤原美和(53)
マスクでも応援
妻の手作りマスク。人間は、考えればいろんな工夫ができるものだと感心しております。
今度の新型コロナウイルスも、いつかは人間の英知で撃退し、元の生活が戻ってくると信じています。その時は、真っ先にナゴヤドームに駆けつけて、大きな声で応援したいと思っています。
その日が来るまで、応援歌を忘れないように孫と一緒に練習し、開幕を楽しみに待ちます。いつもファンの心は一つです。
岐阜県恵那市、渡邉輝雄(69)=FC通信員