立浪和義監督がオーナー報告

2024/7/24

立浪和義監督が、中日新聞本社(名古屋市中区)を訪れ、大島宇一郎オーナーに前半戦の報告をしました。

大島代表取締役オーナーと話す立浪監督
オーナー報告を終え会見する立浪監督

オーナー報告を終え、立浪監督は会見で「前半はいいスタートが切れたのですが、先発投手が頑張って少ない点数を守ってと、しかし徐々に先発投手が少し崩れだして、なかなか点がとれない所で先発の足を引っ張ってしまった。オーナーからも一本がね、なかなか出ないねというような話もありましたので、これからの対策であったり、そういったことも含めていろいろな話しをしました。

バンテリンドームは広くてピッチャーが有利な条件が揃っている、ロースコアのゲームが多い中、序盤に本拠地での勝率が悪かったというのも反省点だと思いますし、この反省を活かして残り試合、一試合一試合やっていくしかないかなと思っています。

首位と差は広げられてしまっていますが、決してチャンスがないわけではない、一試合一試合いいものが出せるように、その積み重ねで順位が上がっていくと思う、最後まで頑張っていきたい」と話しました。

大島宇一郎 代表取締役オーナーのコメント

前半戦終盤は苦しい戦いが続きましたが、4月には2891日ぶりに首位に立つなど、昨季までとは違う戦いぶりを見せてくれていると思います。本調子でない選手もいる中で、一回りも二回りも成長した姿を見せてくれる若手もいますし、新戦力の活躍も目立っています。

昨年のこのオーナー報告の段階では、すでに負け越しが14に膨らみ、3位までのゲーム差は9.5で最下位に沈んでいました。今年はまだ、十分にAクラスが射程圏内ですし、さらに上位を諦める状況ではありません。立浪監督にはコーチ、選手、スタッフと協力しながら、ここまでの課題をしっかりと分析、把握して、巻き返してほしい。後半戦は心機一転、春先のような快進撃を見られることを期待しています。

今年も開幕当初から、非常に多くの観客がバンテリンドーム ナゴヤはもちろん、ビジター球場にも詰めかけていただき、本当にありがたく思います。この熱気が秋に向けてもっともっと高まっていくよう、チーム一丸となって、勝ちにこだわって戦ってほしいと思います。