■1000試合を終えて
1年目、あの開幕からスタートしてここまで来るのは非常に長かったですけど、肘を痛めて投げられなくなって、そこからの道のりが一番大変だったかなと思います。

■1000回の登板を終えて、一番思い出に残っている登板は？
今聞かれたら今日になってしまうんですが、最初か最後かという感じです。

■記念の登板はクローザーとして登板すると森監督から言われていたのですか？
特別言われていませんでしたが、今日は9回、岩瀬でって言われたので、点差が点差だったので久しぶりに足が震えました。

■今日の投球を振り返ってみて
マウンドに向かう時、大歓声に鳥肌が立ちそうでしたが、とにかく一人一人やっていこうという気持ちで迎えたんですが、先頭をいい形で追い込んだんですけど、まさかデットボールを当ててしまうとは思わなかったので、ランナーを出してからはもう一度気持ちを切り替えて、一人一人対戦していこうと思いました。

■今日の登板を終えて
いつも節目には弱いので、今日だけはお願いしますという気持ちで、お願いしますというか、今日だけは運が向いてくれるように願いました。

■昨年の950試合登板も、今日の1000試合登板もセーブがつく場面で登板でしたが
そこで使っていただいた監督に感謝したいと思います。

■お立ち台では涙も見られましたが、どんな気持ちでしたか？
率直に嬉しかったというか、ちょっと感情が高ぶりました。

■年初から1000試合登板への意識は？
1年間無事にやれば到達できると思っていたのですが、なかなかうまくいかない時もあって、登板数が増えなかったのでどうなるのかなという思いはありました。

■プレッシャーはありましたか？
プレッシャーはそこまでなかったですけど、プレッシャーというか、自分の中では絶対今年到達しようという気持ちでした、怪我なくこれて良かったなと思います。

■肉体面での強さを自分で振り返ってみて
肉体的に強いとは思ってないので、ずっと支えてくれてたトレーナーやコンディショニングコーチ、治療していただいた方々に、本当に感謝したいと思います。

■2015年に一度も一軍で投げられないということもありましたが、それを乗り越えて今年の達成についてはいかがですか？
投げられなかった時は1000試合どころか引退もよぎっていたので、とてもここまで来られるとは思ってなかったです。

■引退もよぎったなかで、再び立ち上がれた要因は？
応援してくれる人たちと、支えてくれる人たちがいたのでここまで来れたと思います。

■精神面で支えてきたものは？
いろいろな経験をしてきましたけど、マウンドに上がればスイッチが入るというか、もう一人の自分が出てくるというか、そういった感覚があったので、毎日投げるのは怖かったですけど、マウンドに上がって気持ちを切り替えていたという感じですかね。

■接戦の中、若いリリーフ陣が繋いで9回を任されましたが
今年一年、ピッチャーがすごい苦しんだのですが、最後は繋いできたので自分もしっかりしないと、という気持ちで投げました。

■森監督は岩瀬はどうしても勝ち試合で出したかった、そしてこの結果は自分で掴んだと言っていました。コーチとして監督として長く支えてくれた森監督に対してどういうふうに思っていますか？
監督とはすごい長い時間、野球をさせていただきましたが、良い時もあれば悪い時もあって、自分を信頼して使ってきてくれたことにはすごい感謝します。

■森監督が乾杯したと言っていましたが
チーム全員で1000試合のお祝いで乾杯させていただきました。

■残り試合がありますが
まだ残り試合があるので、しっかりやりたいと思います。