7月28日にナゴヤドームで行われた中日-阪神戦16回戦で谷繁元信監督兼選手が野村克也氏の持つプロ野球出場試合数の記録を抜き、日本新記録となる通算3018試合出場を達成しました。
8番捕手でスタメン出場の谷繁監督兼選手
谷繁監督兼選手は8番、捕手でスタメン出場し、試合成立となった5回裏にベンチ前で和田一浩選手から花束を受け取り、記念のボードを手にファンの声援に応えました。
2000安打達成時と同じように和田選手から花束を受け取る谷繁監督兼選手
記念ボードを手にファンの声援に応える谷繁監督兼選手
この試合でフル出場しマルチ安打、8回表には盗塁を阻止するなどのプレーをみせましたが試合は4-6で敗戦となり、残念ながら白星で飾ることはできませんでした。
試合後には会見も行われ、
「3018試合出場を決めて、よくここまでやったなと思います。若い時、レギュラーを獲った時、そしてレギュラーを獲ってからと、過ごしている時間はそれぞれ違いますが、一番は野球が好きだということ、そしてその好きという中に相手に負けたくない、自分にも負けたくない気持ちがあり、そういう思いでずっとやってきました」
と話しました。
初出場
1989年4月11日
大洋 vs 広島(横浜スタジアム)
公式戦初出場の初打席に安打を放つ
初スタメン
1989年5月18日
大洋 vs ヤクルト(横浜スタジアム)
谷繁にアドバイスをする古葉監督
1000試合出場
1998年8月25日
横浜 vs 阪神(甲子園球場)
写真は1998年当時のもの
1500試合出場
2002年8月1日
巨人 vs 中日(東京ドーム)
1500試合出場を達成し花束を手に声援に応える
2000試合出場
2006年7月26日
中日 vs 阪神(ナゴヤドーム)
2000試合出場を達成し、花束を掲げてファンの声援に応える
2500試合出場
2010年7月28日
巨人 vs 中日(東京ドーム)
通算2500試合出場を達成
3000試合出場
2015年4月30日
巨人 vs 中日(東京ドーム)
通算3000試合出場を達成し、ファンの声援に応える
3018試合出場
2015年7月28日
中日 vs 阪神(ナゴヤドーム)
6回裏2死二塁、中前にこの日2本目のヒットを放つ