山本昌投手がラスト登板

2015/10/7

9月30日の会見で今シーズン限りでの引退を発表した山本昌広投手が、10月7日の公式戦最終戦の対広島戦(マツダスタジアム)で、現役最後となる先発登板をしました。

17時30分、球場内のアナウンスでスタメンバッテリーが発表され、「ピッチャー山本昌」とコールされるとスタンドからは歓声が湧き上がります。

そして18時にプレイボール、史上初50歳での登板にもなった山本昌投手は1回裏にカープ丸選手と対戦、現役最後の登板は3球を投げ込みセカンドゴロに打ち取りました。

ファーストの森野選手からボールを受け取ると、マウンド上でナイン、そして谷繁監督兼選手と握手を交わします。カープ新井選手から花束を受け取ると、涙を流しながらベンチへと戻ります。

ベンチ前でもコーチ、ナインと一人ひとりと握手を交わし、最後はスタンドからのコールに手を振りながらダッグアウトへ・・・、通算成績は219勝165敗5セーブ、32年の現役生活に別れを告げました。

登板後の山本昌投手のコメント

「最後にこのような舞台を用意していただき、またカープも大事な試合にもかかわらず、映像を用意していただき、ありがとうございます。最後は自分も真剣勝負できましたし、丸選手も真剣勝負をしてくれたので嬉しかったです、本当に両球団に感謝です。ありがとうございました」

1回表の攻撃中、グラウンドをじっと見つめる山本昌投手

現役最後のマウンドへ向かう

1回裏、カープの丸選手と対戦

3球を投げ込み、セカンドゴロに打ち取ります

谷繁監督兼選手と握手

カープ新井選手から花束を受け取ります

涙を流しながらベンチへと戻る山本昌投手

ベンチ前でもナイン、選手一人ひとりと握手を交わします

最後はスタンドからの声援に手を振って応えました