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吉川克也代表取締役社長 挨拶

本日は多くのメディアの方にお越しいただきまして誠にありがとうございます。

さる10月24日のドラフト会議でドラゴンズが指名させていただきました8人の選手の入団が正式に決まりましたので今日発表をさせていただきます。

ここに並んでる選手は近い将来、ドラゴンズの主力になって助けて頂けると確信しております。これからはプロ野球中日ドラゴンズの一員として社会的に責任も大変重くなってまいります。皆様にも温かく、厳しく見守っていただければと思っております。

今回のドラフトは井上一樹監督の初めての仕事となりました。ドラフト会議当日直前まで井上監督とスカウトの皆さんが喧々諤々意見を戦わせまして、導き出した結論がこの8人の選手ということです。

今回特徴的なのは8人中5人が高校生ということです。大変フレッシュな顔ぶれとなっています。ちなみに去年は10人中1人しか高校生はいませんでしたが、即戦力の3人も含めて将来性を見据えた大変有意義なドラフトであったと私は確信しております。

中日ドラゴンズ、2026年1月には球団創立90周年を迎えます。私はその先の百年を見据えて、今回も即戦力だけではなく高校生の将来のある選手をとってほしいとお願いしておりましたが、ここに並んでる8人の選手が百年に向けてチームを強くしてくれると思っています。

みなさんからもぜひ応援をしていただければと思っております。

井上一樹監督 挨拶

今社長から説明がありました8名。昨日契約を済まし、そして晴れてドラゴンズの一員となりました。

昨夜、選手そしてご家族の皆様と食事をして、契約が済んだ瞬間もううちのチームの一員だと、そして希望に胸を膨らませ、各地方から集まったこの8人にも厳しい言葉も投げかけました。プロである以上人から見られる職業、この世界で名前を売りそして最後にはプロである以上稼げと。稼ぐためには数字を残せと。そういったことも言いました。

8名中5名が高校生というのも将来を見据えた形でのドラフトになりましたけども、その5名も近い将来即戦力と言われて入って来た大学生、社会人と違い、また力となってドラゴンズを支えてくれる戦力になってくれると思っております。

今日は晴れ舞台ですので、それなりの緊張した面持ちはしてますけども、僕の感想を言わせていただきますと昨夜の食事会でもすぐ思いました、やっぱり現代っ子だなと。

そういった意味合いでは僕もその現代っ子にどういった形で向き合うべきかという、同じ目線で話をし、そして叱る時にはきっちり叱りますよということも昨日、お父様、お母様にご理解を頂きました。

ドラゴンズに入った以上はチームの一員として、そして全国区で名が売れて、野球選手として一人前になってもらう。そして社会人としても誇れるような選手になってほしいと思っております。私の初めてのドラフトのこの8人。僕の中でも感慨深いものがあります。どうか皆さん、温かい目で見守って応援してください。よろしくお願いします。

選手への質疑応答を終えて

改めて井上一樹監督、選手たちの言葉を聞いてどんな思いでしょうか。

緊張の面持ちの中でしっかりと決意表明できたなと思います。裏ではね、真面目な固いコメントいらないぞと、自分の自己PRしてくださいよと言ったのですが、みんな言うことを聞きませんでしたね。でも初めてのこういった舞台でコメントするというのはなかなか難しい、それは8人ともきっちり話ができたというところは評価してあげたいと思います。