クライマックスシリーズ・セ優勝

2011/11/6

11月6日、クライマックスシリーズファイナルステージ第5戦で東京ヤクルトスワローズに2―1で勝利し、CS優勝を決めました。
1勝のアドバンテージを含み3勝2敗で迎えた第5戦、先発は中3日で吉見投手がマウンドへ、初回から4回まで一人のランナーも出さないパーフェクトピッチングで素晴らしい立ち上がりを見せます。ヤクルト・館山投手との投げ合いとなり、0-0のまま試合が進みますが6回裏1死一塁、井端選手がレフトポール際に先制の2ランホームランを放ちます。

吉見投手は8回を投げ3安打無失点、9回は岩瀬投手が登板、青木選手にタイムリーを打たれ1点を返されたものの、2死一塁から登板した浅尾投手が最後を抑え2-1で勝利、2年連続でCS突破、日本シリーズ出場が決定しました。

また最優秀選手には 11月2日のファイナルステージ初戦に先発し8回途中を1失点、そして今日2度目の先発で8回無失点と、2試合続けて好投を見せた吉見投手が選ばれました。

11月12日からヤフードームで開幕する「コナミ日本シリーズ2011」で福岡ソフトバンクホークスと対戦します。
セ・リーグ、CSの連覇を達成、最後に目指すは完全制覇!!ファンの皆様、日本シリーズも応援よろしくお願いいたします。

落合監督インタビュー

Q. 日本シリーズ進出を見事決めました中日ドラゴンズ落合博満監督です。おめでとうございます。
A. ありがとうございます。

Q. 今のご気分はいかがでしょうか。
A. そうですね。やっと2004年からホークスと日本シリーズをやるっていうのをずっと思っていましたから、今年何とかそれを達成できるっていうのは非常にうれしいですね。

Q. セ・リーグ、パ・リーグ、チャンピオン同士の戦いになりますね。
A. そうですね。それが一番良い形だと思います。

Q. リーグ優勝の夜には選手を褒めてやりたいと仰っていました。その後宮崎での調整、クライマックスの試合前、選手に任せている印象を受けましたが。
A. 私はもうただ見守ってるだけであってね、選手は伸び伸びとやってくれたと思います。

Q. 厳しい戦いで監督としてはどんなことを考えられたでしょうか。
A. 周りはねシーズン中、ヤクルトとナゴヤドームでやってる戦いを想像してるでしょうけども、このクライマックスていうのは別物ですから、まあ大変な試合になるだろうなっていうのは覚悟はしてましたけども、ゲームセットっていうまでは勝った気はしてませんでしたね。

Q. 選手たちはいつも通りのドラゴンズらしさを見せてくれましたね。
A. いつもよりね、どっちか言えばテンション上がってたと思います。それに関して言うと、その良い例が今日の吉見でしょ。中3日でね。

Q. 初戦と今日、中3日ですばらしいエースの働きでしたね。
A. そうですね。就任してから吉見のこんな良いピッチングを見たのは初めてでした。それだけすばらしかったです今日は。

Q. 野手もここぞで打ってみんなでエースを支えました。
A. これはみんなの力だと思います。誰一人欠けても出来なかったんでしょうね。

Q. いろんな選手を呼んで、使える選手を考えていった成果が出ましたね。
A. ええ、すばらしい選手に恵まれました。ありがとうございます。

Q. ドラゴンズとしては10度目の日本シリーズ出場となります。そのうちの半分、5回を8年間の内でドラゴンズファンを日本シリーズに導いてくださいました。
A. これはコーチと選手と、あとそれを支えたスタッフ、そのみんなの力だと思います。私は大した事してません。

Q. 勝ったばかりですが日本シリーズへ向けて最後に一言お願いします。
A. とりあえず明日ゆっくり休ませたいと思います。それから考えます。

CS優勝を決め、ナインから胴上げされる落合監督

最後を締めて谷繁と笑顔で握手を交わす浅尾

笑顔で優勝プレートを受け取る落合監督

2試合に登板、好投し最優秀選手に選ばれた吉見

プレートを掲げ、場内を一周するブランコ

CS優勝、日本シリーズ進出を決め、ファンの声援に応えながらグラウンドを1周するドラゴンズナイン