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今年定年退職される久野誠さんの生声を聞きたく、12月10日の「CBCアナウンサートークライブ」に家内と参加。久野さんはドラゴンズを中心とした実況やニュース報道などでも活躍。特にドラゴンズに対する熱い声援、提言、苦言などは理にかなって「放送界のミスタードラゴンズ」に値したと思います。

「放送というものは放送前に決まる」と準備の大切さを話されていました。他にも本場の野球勉強に行った時、米国は試合を楽しめたか、ファインプレーには敵味方関係なく称賛し、ラフプレーにはブーイングと勝利主義でないことなど日米の野球ファンの違いを感じた、とも。43年間を振り返り、「幸せなアナウンサー人生」と。でも65歳は、まだ人生の通過点。これからもドラゴンズや野球の見方について、提案して頂きたいですね。

津市、片岡孝之（57）＝FC通信員