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ドラゴンズを全国区にしてくれた鉄腕・杉下茂さんの訃報。97歳までドラゴンズに愛情を注がれただけに、本当に悲嘆にくれています。

フォークの神様・杉下さんが球団初の日本一に貢献されたとき私はまだ9歳でしたが、当時のことは鮮明に覚えています。

1954年10月30日に開幕した西鉄との日本シリーズは中日球場で2勝。平和台で1勝2敗。再び中日球場に戻った第6戦は敗れたものの、3勝3敗で迎えた11月7日の第7戦。杉下さんの快投で1－0の完封勝利。杉下さん自身、シリーズ3勝目で日本一に輝きました。（リーグ戦32勝もビックリですが…）

岐阜の田舎で感度の悪いラジオに聞き耳を立て、数人で応援していたことを思い出しています。

写真は、優勝当時のパネルと杉下茂さんの人形（中）。私の宝物です。ご冥福をお祈りいたします。

名古屋市熱田区、今西正一（79）