木下雄介投手が死去

2021/8/8

木下雄介投手が8月3日に亡くなりました。7月6日の練習中に倒れて入院していました。

木下雄介投手は2016年のドラフト会議で徳島インディゴソックスから育成ドラフト1巡目でドラゴンズへ入団、1年目の2017年はウエスタン・リーグで22試合に登板、2018年の沖縄キャンプでは育成選手ながら北谷組のメンバーに抜擢されると、シーズン開幕前の3月23日に支配下登録され背番号は「201」から「98」へ、「提示してもらった中から一番大きい番号を選びました。一番大きい番号から自分の実力で好きな番号へ近づいていけるようにしたい」と話し、4月15日の横浜DeNA戦(横浜)でプロ初登板、8回裏に登板し3人で抑えて無失点デビューを果たします。

2020年9月5日のヤクルト戦(神宮)では3-1で迎えた延長10回裏に登板、最後を締めてプロ初セーブ。

今季は春季キャンプから順調に調整を続け、オープン戦でも好投、開幕1軍も手中に収めかけていたのですが、開幕前の最後の試合で右肩を脱臼、肩肘の手術を終え「絶対に復活する、あのマウンドに上がれるように頑張りたい」とリハビリを開始し復活を目指していた矢先の悲報となってしまいました。

心よりご冥福をお祈りいたします。

育成ドラフトの1巡目でドラゴンズへ入団

入団会見であいさつをする木下雄介投手

1年目はウエスタン・リーグで22試合に登板

2018年に念願の支配下登録に

2020年9月5日の東京ヤクルト戦でプロ初セーブ

沖縄キャンプでは投手陣と笑顔で練習

オープン戦で好投を見せる木下雄介投手