落合英二コーチ、大塚晶文コーチが就任会見
本日(1月14日)落合英二ヘッド兼投手コーチと大塚晶文投手コーチの就任会見が行われましたのでお知らせいたします。
落合コーチのコメント
契約する前から少しずつ仕事というか携わっていたので、ようやく書面にサインをして全てが完了して、もうここから必死にやっていくだけだという気持ちになりました。
球団からはまず若い選手を育てていくこと、それを勝ち負けにしっかりとつなげていくということ、その2つのこと、同時進行は難しいのですが、やりながらピッチャーを作っていくことが主な仕事になると思いますので、そこをお願いされました。
ドラゴンズをやめてから16年経ちましたけれども、今思えばそんなに長く感じませんし、逆に決まってからの2か月間でものすごいプレッシャーと期待も背負ってしまったので、一気に16年が短くなったと感じます。
自分が引退をしたのが2006年、その時に立浪監督の方から、もし自分がドラゴンズの監督になる時が来たら力を貸してください、と言われたのが自分の中では最初のオファーととりましたし約束だと思ったので、その時にしっかり仕事ができるように勉強していこうという気持ちでユニホームを脱いだので、その時がきたという感じです。
監督の方からはピッチャーのことを本当にしっかりとやってくれればいいと言われているので、ヘッドという肩書きはつきますが、とにかくピッチャーの心配をしないようにしっかりとやっていきます。
背番号 「77」 はそれはもう初の監督命令でしたので従いました、自分の意思ではとてもじゃないですが背負う勇気はなかったので、監督に背中を押されたというか、その思いでつけました。自分なんかがつけてはいけない番号だと思っているのですが、ずっと背中しか見てきてませんでしたから、自分なりのイメージをつけるのもおこがましいので、周りの方が気にしてくれればいいかなと思います。
ドラゴンズは選手として一番お世話になった球団ですし、その恩返しがここでしかできないと思ってますので、ドラゴンズのためにどれだけ自分ができるか、今まで経験してきたことを全てこのチームで発揮したいなと思います。
今の選手はものすごく真面目ですし、練習をしないというような心配はありませんが、あまりにも詰め込みすぎる所もあるので、そちらをスッキリと整理させることも自分の仕事かなと、あまりにも情報が多いので、いる情報いらない情報、選手とコミュニケーションをとって一番いいあった方法を見つけていくのも自分の仕事と思います、どちらかというとコミュニケーションを大事にしてやっていこうかなと思います。
野球は監督も言いましたように8割はピッチャーだと言いますから、ピッチャー陣でチームを引っ張っていくのが昔からのドラゴンズだと思っていますので、そこを揺るがないしっかりとした強い、精神的にも強い、体力的にも強い、そういうピッチャー陣をたくさん集めて戦っていければと思います。
自分にできることをしっかりやって、本当に皆さん、名古屋のドラゴンズファンの方が自慢できるチームにしなきゃいけないと思いますし、愛されてなおかつ強いというチームしよう、その手助けをやっていこうと強く思いますので、いいチームにしますので期待してください。
大塚コーチのコメント
2016年以来ユニホームを着ることになりまして緊張もしていますし、ずっとアメリカにいましたので、見ていない選手もいたので早く選手と対話をしてコミュニケーションを取りたいと思っています。
秋のキャンプも参加できなかったので、ビデオで選手の状態をチェックして、コーチから情報も入っていましたが、とにかく早く選手の状態を見極めて観察していきたいという気持ちです。
2003年に1年だけドラゴンズでユニホームを選手として着させてもらって、チームに溶け込めない中、一番覚えてるのが1発目の甲子園のデビュー戦を抑えてホテルに帰ってきた時、真っ先に立浪さんが声をかけてくれて、食事会場で「大塚お前すごいなーっ」と、その一言がすごく嬉しくて、それからシーズン中も気にかけてくれてプレーもしやすかったですね。立浪監督になられて、とにかく自分にできる力の限り尽力して投手陣を作りたいという気持ちでいっぱいです。
監督からは若いピッチャー、いい選手がたくさんいるからどんどん話しをして色々教えてやってくれと言われました。明るく素直に朗らかにということを頭においてやっていますので、僕のことを知らない選手もいると思いますので、なるべく話しやすい環境と雰囲気を作って1年間安定した成績を残せるように、選手に色々接して、「全ては勝利のために」という、あのキャッチフレーズにそってやっていきたいです。
ピッチャー皆一人一人感覚というのがあります、人それぞれ十人十色なので、自分だけの経験があてはまるとは思っていないので、とにかく対話をして選手の細かい体の中、考え方、精神面そういうのを聞きながら選手に邪魔にならないよう、一言の言葉が邪魔になる時がやっぱりあると思うので、そこを気をつけたいと思います。
自分の好きなように100%の力を出せるような、コーチの目を気にせずやってもらいたいなって思います。
去年も12球団ナンバーワンの投手陣ですし僕も選手を信頼していますし、マウンド上で闘争心のあるピッチャーもいるし、冷静なピッチャーもいるし、自分の持ち味をしっかりマウンド上で出してもらって、準備だけは怠らず自分自身も選手も2022年のシーズンしっかり準備をして戦っていきます。