立浪和義監督がオーナー報告
Q オーナーへはどのような報告をされましたか?
シーズン終わった報告、今年もこのような成績になりすみません。
反省点としては得点が取れない、ディフェンスの面、走塁も含めて話をしました。
若い選手がやっているので、これからレベルアップをするために監督としても選手がうまく機能できるように配慮をしながら、指導方針なども含めてなんとかいい方向にいくようにという話をしました。
Q 昨夜の試合後の挨拶で不満や批判を受け止めてというコメントがありましたが、監督はどのようにお考えですか。
成績が一番の不満であり批判につながると思います。
これだけ負けるとメディアの方もおもしろおかしく報道されたと思いますし、ある事ない事もいろいろ言われた面もありますが、ただ自分の中で信念をもって、今変えないとこのチームは変わらない、という決断でやってきた。ただこの世界は結果がでないとこのようになる。
自分も二年間やらせてもらっていかに選手をやる気にさせる方法はなかったのかなと、そこが一番の反省だと思っています。
Q 何年か前までとやり方が変わってきていると思うのですがそのあたりについては?
我々は厳しい時代、この世界に入りやってきた。今とは違うのは監督に就任した時からわかっていた。ただ、若い選手が成長するためには練習をする厳しさなど必要な事はあると思う。自分も日々考えながらやってきたが結果がでないといろいろ言われますし、しかし信念はしっかり持ってこの先はやっていかないといけないと思う。
Q ここは貫きたいというところは?
ここ10年Bクラスが続いている。
我々も変わるけど選手も変わろう、負けた時に悔しさを持って反省して次の日に臨んで行かないと強いチームにならない。やりやすい環境をつくる努力はする、コミュニケーションも大事、この秋からつなげていきたい。
Q この秋のキャンプについて
秋の練習は個人の技術をさらに伸ばすということもあるが、今年の反省から踏まえてある程度の実戦練習、春からではなく試合を想定したケースバッティングや走塁練習も取り入れていきたい。
守備というのは練習すればするほど上手くなる。試合の中でいいプレーが自信につながることもあるが。
Q 今日(4日)から一週間の休みはめずらしいのでは?
フェニックス(宮崎)に行くメンバーがほとんどなので、残るメンバーは少ない。
一回、心も体もリフレッシュしてそのような期間も必要だと思う。
あえて約一週間休んで、そこから先は長いのでしっかりやっていきたい。
長いシーズンも戦ってきた中で、一度期間を空けるのは大切だと思うし、もう一回振り返って。一週間経ったらさぁ頑張ろうと思ってもらうための期間だと思っています。
練習方法も考えてやっていきたい。
Q 一番伸びてきてほしい選手は?
石川昂弥、細川成也、岡林勇希など、まだまだ伸び代がある選手だと思っているので、本人たちも意欲を持って練習に来てくれると思っています。
Q 来シーズンにかける思いは?
これだけ成績が悪かったので・・・。
これだけお客さんに来て頂いて、興奮するようなゲームを見せられるように。
昨日もそうでしたが点が取れないゲームが多かった。
急激に変わるのは難しいと思うが、何か違ったドラゴンズをお見せできるように。
しっかりした野球ができるようにそこを目指したい。
ファンから期待されていることを選手は感じてほしい。
プロ野球選手である以上、それが使命だと思うのでそのためにこの秋から頑張ってほしい。