二軍監督に井上一樹氏が就任
来季から二軍監督としてファームを指揮することとなった井上一樹氏が球団事務所を訪れ、就任会見が行われました。
井上一樹二軍監督のコメント
昨年まで阪神タイガースでお世話になっていて、今年自分の時間を持ちながらクリアな気持ちでドラゴンズを見ていました。
僕は名古屋でドラゴンズに育てていただいた身分、気にならないはずはないですし、結果的に今年ドラゴンズの戦い方、下位に低迷してしまったということを考えた時、こうした方がいいのかなとか、あーしたらいいのになとか、これはいいよなとか、ある意味ファン目線、指導者目線でという形で見させてもらった一年でした。
2013年以来、ドラゴンズのユニホームを着ることになり、自分が選手の頃、指導者としてやっていた頃とは時代の流れというか変わってきている、不安材料は多少ありますけれど、自分が感じた部分、そしてやりたいものという所は主張しながらやりたい。
立浪監督には現役の時からお世話になっている、ある意味兄貴分で立浪監督のこともよく知っていますし、立浪さんという部分も知っています。
「お前が思うようにやればいいよ」と言葉をいただいているので、その中で監督が期待していることはこんなことだろうというのは自分の中で持っているつもりですし、チームの長が求めているものは何かということを常に念頭に置きながらやれればと思います。
二軍の選手でも自分は何をすれば一軍に上がれるのか、そしてこのチームのパズルを組み立てた時にどのピースになるべきかということを自覚させたい。
頭ごなしに教えるつもりもないですが、向き合ってコミュニケーションをとりながらやっていきたい。
ドラゴンズで最初の二軍監督をした時は39歳、あの頃は選手と混ざってウォーミングアップとか走り回っていましたが、一緒に汗をかき、一緒にバットを振って、キャッチボールをしてバッティングピッチャーをしてあげて、自分でできる限りはやっていきたいと思います。
僕らも皆さんもそうだと思いますがスーパーヒーロー、強いものには憧れるじゃないですか、憧れられるチームになるため選手をもちあげて、テンション上げて、そういうチームを作るためのお手伝い、自分がグラウンドでやるわけではないですが、率先して元気を出して、チームの色を、ちょっと薄い色になりつつあるんだけど、濃い青にしていきたいなと思います。