新コーチ就任会見
本日(10月30日)新任コーチの会見が球団事務所で行われ、打撃担当コーチとして松中信彦氏、野手総合コーチとして飯山裕志氏、投手コーチとして小山伸一郎氏、田島慎二氏、外野守備コーチとして平田良介氏、育成コーチとして小林正人氏がそれぞれ就任いたしましたのでお知らせいたします。
松中信彦コーチ
井上監督からお話をいただいて正直びっくりしました、引退して8年になりますが、年々指導したいなと、教えたいという気持ちがあったので、お話をいただいた時はやってやるぞと、そういう気持ちになりました。
指導者としては1年目ですが現役時代はいろいろなことを学ばせてもらいました、それを選手に伝えていきたい、自分のバッティング技術もいくつか引き出しがあると思いますので、それを存分に選手へ指導していきたい。
バンテリンドームは日本で一番広い球場だと思います、そういう球場で長打を打てる、長打を打てなくても強い打球を打てるバッターというのを育てていきたい。
ホームランだけではなく足を使った野球も絶対必要、その中で強い打球を打たないと二塁打、三塁打は増えてこない、強い打球を打てるスイングスピード、体の使い方などを教えていきたいと思っています。
飯山裕志コーチ
ドラゴンズが強くなろうとしている時に声をかけてもらえうれしいですし、びっくりしています。ファイターズでしかやってきていないのに、そんな人間にもかかわらず声を掛けてもらえたので心に火がつきました。
井上監督が「殻を破れ」と選手に伝えていた事があり、自分も殻を破ってみようかなという思いになりました。監督とは同郷であり、お兄ちゃんみたいな方だったので本当に声をかけていただいてうれしく思います。
チームが強くなる為には全員が同じ方向を向いていくこと、選手、コーチ、そして裏方さんの協力も仰ぎながら同じ方向に向かっていけたらと、また素晴らしい選手がいっぱいいる、今年も序盤はいい位置にいたと思いますが、勝っていく粘り強さというか、そういったところの後押しができたらと思います。
名古屋の熱狂的なファンの皆さんへは選手が輝いているところを見ていただけるように後押しをしっかりしていきたい、ファンの方たちの思いをしっかり結果として返していけるように、チーム作りの一員としていられたらと思っております。
小山伸一郎コーチ
21年ぶりにドラゴンズのユニホームに袖を通します。
楽天で20年間やりながらも、心のどこかではドラゴンズのユニホームをもう一度着たい気持ちはありました。
交流戦で試合をする時には特別な思いを持ちながら投げていたので感慨深いです。
ドラゴンズの投手陣については素晴らしい投手陣、リリーフは鉄壁。数年前、頑張っていた選手が落ちてきているのでそこを復活させたい。
涌井投手からさっそく連絡がきました。今年はいろいろと問題や不調もありうまくいかなかったが、楽天時代一緒にやっていたので彼の性格はわかっている部分があるので手助けしたい。
若い投手については、一軍でバリバリ活躍している選手しか顔と名前が一致しないが、フェニックスリーグでチェックはしましたがまだ一致はしない。
金丸投手については、いろいろと気苦労はあると思うので、そこの部分をケアできたらと思う。
セリーグの野球は選手としてしか味わっていないので、コーチとしては新しい気持ちです。
パ・リーグで20年やってきた自負もあるのでがんばりたい。
田島慎二コーチ
コーチの正式なオファーがあり、ありがたいなと思いました。経験した事がないので不安もあります。
どんなコーチになれるかわからないが、強みは一緒に練習してきた選手がたくさんいるので理解できる部分も多い。そこを活かしながら寄り添っていきたい。
自分のパフォーマンスが出せてない選手を多く見てきた。そんな選手の力以上のものを発揮できるようにサポートしていきたい。
井上監督から若い子達の教育。気持ちの面のサポートも頼むと言われた。
良いピッチャーがたくさんいるので自分は引退する気持ちにもなった。少しずつの底上げのサポートがどれだけできるか。
指導者としてのセカンドキャリアについて、何ができるかわからない。
良いコーチがどのようなものかわからないが、チームや選手の結果が評価になってくるのでそこを全力でやっていきたい。
平田良介コーチ
井上監督から連絡をもらい、手伝ってくれないかと言っていただき非常にうれしかった。
指導者としての道を夢見てきたので、貴重な機会をもらえた事に感謝している。
現役生活17年間、お世話になっていた球団にまたお世話になる事を光栄に思い、3年連続最下位と低迷している中、チームを強くする為の手助けをできる事にやりがいを感じています。
投手も野手も非常にいい選手がそろっている。どうすれば試合に勝てるか、何をしていたから試合に負けるのかというのを伝えていきたい。
自分の野球観を選手にしっかり伝えていければいいなと思っており、選手の話しもしっかり聞いてディスカッションしていければ良いと思っている。
コーチとして話しやすくなっているので、どんどん話しを聞いてその中で「こうした方がいい」などのアドバイスができたらいいなと思っている。
外野守備コーチということで、外野手の守備に関して一点集中で指導していけると思うので、守備力の物足りないところを伝えて良ければと思う。
ドラゴンズの選手がゴールデングラブ賞を総なめするような2025年を送れたらいいなと思う。
ファンの皆さまからは、期待以上の物を選手達に伝えて、また選手達が結果を出してくれたらいいなと思います。
小林正人コーチ
話しをいただき、すごくありがたい話しでしたので、すぐにやらせていただきますと伝えさせていただきました。
球団からは若い選手をしっかり育ててほしいと、広報、監督付きの時もそうですし、自分の中ではいつかコーチをやりたいなという気持ちを持っていましたので、すごく身が引き締まるというか、そういう思いでいます。
広報としていろいろな方と接する機会が多く、皆さんがすごく応援してくれているというのをすごく感じていました。自分がコーチとして、チームが勝つということに貢献というか携われる人になるというのはすごくうれしく感じています。
一軍で活躍できるように、そういう選手を育てていきたいという思いはありますが、プロ野球の世界に入って実力を発揮できずに終わっていく選手をたくさん見てきました、個人個人のレベルがプロに入り野球を続けてきた中で一番高い状態になってほしい、その手助けができたらと思います。