新人選手入団発表

2004年

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ドラフト 指名 氏名 ポジション 年齢 生年月日 出身校(球歴) コメント
大学・
社会人
自由獲得枠 樋口 龍美
(ひぐち たつみ)
投手 28歳 1976年5月12日 JR九州 詳細
大学・
社会人
2巡目 中田 賢一
(なかた けんいち)
投手 22歳 1982年5月11日 北九州市立大学 詳細
大学・
社会人
4巡目 川井 進
(かわい すすむ)
投手 24歳 1980年6月17日 日本通運 詳細
大学・
社会人
5巡目 鈴木 義広
(すずき よしひろ)
投手 21歳 1983年1月5日 中部大学 詳細
大学・
社会人
6巡目 石井 裕也
(いしい ゆうや)
投手 23歳 1981年7月4日 三菱重工横浜硬式野球クラブ 詳細
大学・
社会人
7巡目 中村 一生
(なかむら いっせい)
外野手 22歳 1982年4月2日 国際武道大学 詳細
大学・
社会人
8巡目 小山 良男
(こやま よしお)
捕手 24歳 1980年7月14日 JR東日本 詳細
大学・
社会人
9巡目 金剛 弘樹
(こんごう ひろき)
投手 25歳 1979年2月12日 日本通運 詳細
大学・
社会人
10巡目 鎌田 圭司
(かまた けいじ)
遊撃手 25歳 1979年3月26日 トヨタ自動車 詳細
大学・
社会人
11巡目 澤井 道久
(さわい みちひさ)
遊撃手 25歳 1979年6月25日 東海理化 詳細
大学・
社会人
12巡目 普久原 淳一
(ふくはら じゅんいち)
外野手 21歳 1983年1月13日 法政大学 詳細

西川社長 談話

みなさまご苦労様でございます。
今日は2004年度ドラフトで入団する選手たち11人、新しい竜の戦士として、ドラゴンズも来年は70年になりますけれども、70年にセ・リーグ連覇、それから日本一、これを狙うチームの新戦力として十分にやってもらえる人がそろったと思っております。どうか皆様方、来シーズン以降この選手たちを暖かく見守っていただき、また激励もしてやっていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

落合監督 談話

おはようございます。この度、ドラゴンズのスカウトの方々の協力を得まして何とか11人の新しい選手を迎えることが出来ました。はっきり言ってこの中で何人の選手が、自分の意思で球界を辞めていけるか、数少ない中の一人になってもらいたいです。

私はもう長いことやりましたけども、辞めさせられる選手じゃなくて自分からもうプロ野球ではやるだけのことはやったと、スカウトの方にはそういう能力のある、力のある選手を探してきてくださいということで、右ピッチャー3人、左ピッチャー3人、キャッチャー1人、内野手2人、外野手2人、11人の選手を連れてきていただきました。

スカウトの仕事っていうのは見るのが仕事じゃありません。この球団に入れてくることが仕事です。それをどうやって戦力にして、豊かな生活を守り野球を本当にやってよかった、そういう選手に導いてゆくのが私らの仕事だろうと思います。

はっきり言って12球団で一番練習の厳しいところに来たと思います。一番厳しい監督のところに来たと思います。まあ入団したその日にねこういうこと言っちゃならないんですけども、この球団でやれたらよその11球団どこへ行ってもプロ野球選手として飯を食っていけるだけのことは私が責任もってしてゆきたいと思います。その点に関してはご両親ならびに関係者の方々には安心して私らに任せていただきたいと思ってます。

中日ドラゴンズが来年70周年、いまだかつて連覇したことがありません。今年は 50年ぶりの日本一ということを目標に掲げながら日本シリーズで西武ライオンズに負けた、そういう苦い思い出もあります。これをこの11人の選手が活躍すれば70年にしての連覇、それから51年ぶりの日本一っていうものをこの若い力で勝ち取れるように私らも何とか戦力として鍛え上げてゆきたいと思っています。

皆さん以上に私が一番11人の選手には期待しています。ただこの席で一つだけ言えるのは、非常にうちの選手の仕上がり具合っていうのは早いです。その周りの選手に惑わされずにマイペースでキャンプ、オープン戦を戦ってさえ来てくれたら2005年のセ・リーグとしては必ずやれると思うんで、その分だけは一点だけ注意しておきます。必ず自分のペースを守ってください。オーバーペースにならないように。

怪我されると一年、二年棒に振ることがありますんで、それに関してはこちらの方も何とかブレーキを掛けるようにしていきますけども、持てる力を最大限に発揮して、中日ドラゴンズの戦力として来年の日本一に貢献できるようにみなさんに期待します。ありがとうございます。」

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落合監督 質疑応答

11人の選手たちの話を聞いて

おとなしいですね。やっぱり緊張しているんだろうと思います。

11人という指名は過去にあまり例がないと思いますが

去年からの流れとしまして、とりあえず全部の選手を見てみようと、 最終的にドラゴンズのユニフォームを18人ばかり脱いでるんですけども、このチームにいて果たして彼らに将来があるのか、このチームにいてゲームに出られるのか、というところをやっぱり判断しなくてはいけないだろうと。ということで新しい血も入れていかなくてはいけない。
プロの世界は競争ですから。そういう意味で、当初リストはもうちょっとあったんですけども私の勘違いでねドラフトは10人しか取れないものだとばかり思ってたものですから、出来ることであればあと2~3人獲りたかったなというのが偽らざる心境です。

すべて大学卒あるいは社会人出身ですが

今チームの置かれている状況が、高校生を3~4年、5年とチームに置いておいて鍛え上げるという、そういう時間は今のうちにはありません。だからある程度社会人、大学で経験を積んで、体力的にも高校生より上、すぐゲームで使える選手ということであえて高校生は今回は一人も入れてません。
今、新入団選手の話を聞きながら今のうちの現状を考えながら、ざっと10から12くらいの椅子は空いているかなっていうのを考えながらね、誰がそこに飛び込んできてくれるか、飛び込んできたときには面白いチームっていうか今年以上に面白い野球ができるかなという気はしています。
どうしてもこのチームに一番足りなかった、足の速い選手、これをもう今年のスカウトの方々にね、守れて足の速い選手、打つことはこっちで何とでもするから、まずは足の速いスピードのある選手を集めてくれっていうことでお願いしてたんでね、そういう意味では現状この選手たちが入って68人ですか、68人の中の半分は 野手ですから、おそらく一番足の速い走塁のうまい選手は一軍の切符を手に入れるのは一番の近道だろうと私は思っています。

今日入った全選手は即戦力であると

そうです。戦力として2月からのキャンプでこちらが見て、時間をかけなきゃいけない選手なのか、もうすぐ実戦に使える選手なのか どうやってもこうやって新しい選手を入れてくるっていうことは、今の現状、足らないものがあるからそれを補って、それでレギュラーを獲ってくれるっていうことを期待しながらね、私らはスカウトの人に頼んでさがして来てもらうわけですから、おそらく皆さんが考えている以上に今のうちの戦力からすれば、入ってこられる可能性っていうのは高いと思います。それは皆さん方の考え方と、チームを預かってる監督やコーチの考え方の違いだろうと思うし、だから面白いチーム構成ができると思っています。

名古屋市内 中日パレスにて