新人選手入団発表

2008年

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指名 背番号 氏名 ポジション 年齢 生年月日 出身校(球歴) コメント
1巡目 30 野本 圭
(のもと けい)
外野手 24歳 1984年7月7日 日本通運 詳細
2巡目 18 伊藤 準規
(いとう じゅんき)
投手 17歳 1991年1月7日 岐阜城北高等学校 詳細
3巡目 37 岩崎 恭平
(いわさき きょうへい)
内野手 22歳 1986年4月4日 東海大学 詳細
4巡目 35 高島 祥平
(たかしま しょうへい)
投手 18歳 1990年8月4日 帝京高等学校 詳細
5巡目 28 岩田 慎司
(いわた しんじ)
投手 21歳 1987年1月27日 明治大学 詳細
6巡目 64 小熊 凌祐
(おぐま りょうすけ)
投手 18歳 1990年8月11日 近江高等学校 詳細
7巡目 62 井藤 真吾
(いとう しんご)
外野手 18歳 1990年5月27日 中京大学附属中京高等学校 詳細
育成1巡目 201 加藤 聡
(かとう さとし)
外野手 22歳 1986年9月5日 大阪産業大学 詳細
育成2巡目 211 小林 高也
(こばやし たかや)
外野手 24歳 1984年2月26日 東京弥生クラブ 詳細
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西川社長 談話

みなさんこんにちは。
今年のドラフトで中日入りしてもらうことになった育成を含めて9人の選手。本日午前中に全て契約を完了いたしました。

それも含めましてただ今から入団発表を行います。この9人の選手、素材は非常に優れた素質がある選手です。あとは本人の努力、それから監督以下の指導、好指導でもってかならず大成してくれると思っております。

ちょうどドラゴンズは今戦力の切り替え時、そういうところからこういう若い人たちに期待するところは大でございます。そういう意味では何とか一日も早く戦力となってそしてドラゴンズに貢献していただきたいと思っております。

どうかそのためには皆様方のご支援、ご支持も必要でございますのでどうぞよろしくお願いいたします。

落合監督 談話

この9人の選手が来年おそらく中日ドラゴンズの優勝にかかわってくるメンバーになるだろうと私確信しております。

ドラゴンズそのものがちょうどチームの入れ替え時期でありまして、そういう意味ではおそらく今回入ってくる選手ならびに相当若返りを図らなきゃいけない、ある意味で一番良い時期に入ってきた選手なのかな。でもやるのは選手ですからその手助けは我々はします。彼らが首脳陣に何をアピールしてくれて何を見せてくれるか。彼らに望むのは俺を使えよ、俺を使わないと損だよ、ということを我々に見せてくれる、それが我々が使う一番の分岐点だと思います。そういう意味で彼らにはこれからの中日ドラゴンズを背負って立つだけの人材は今年は入ってくれたと思っております。あとはプロ野球選手として、一人の社会人として立派にこの仕事をまっとうしてくれることを切に期待します。

それと今まで彼らをここまで育ててくれた両親ならびに家族の方には安心して私らに任せてください。
その代わり社会的に何か不都合のあったときには手助けできるものは手助けするし、そういうことが起きないように社会人として教育してゆく覚悟が我々にはできています。安心して私らにお預けください。後は選手の健闘に期待いたします。

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落合監督 質疑応答

改めて9人の顔振りを見てどんな印象

31年前を思い出しながら、私こんなことしゃべれたのかなと。率直ないまの感想。
いまの選手ってしゃべれるんだなと関心しています。

この選手たちが来シーズンの戦力になってくるとのお話もありました。
現実として確率が高いのか監督の期待という意味合いでしょうか

最終的には競争になるだろうと思います。いまいる選手との。ただ現状はポジション空いていますから、埋まっているところもあります。確実に抜けるところもあります。
これだけの投手陣に故障者を抱えていると、今日この壇上にいるピッチャー諸君も一軍のマウンドに上がれるチャンスというのは、ここ何年間の内では一番大きいんじゃないかなと思います。
それとそのポジションなんですけども、どういうシフト換えしていくのかによって、現状1つのものが2つになるのか3つになるのかっていうのは、開幕の4月3日というこの日にちは待ってくれませんから、そこまでに見極めたいなと思っています。

開幕一軍にこの9人の中から名前があるということもあり得るんでしょうか?

競争ですから。競争に勝ち残ったものが、4月3日のスターティングメンバーの中に名前が入る訳ですから、そのほかに28名っていう選手の名前が登録されます。だから何人入るのかは、今現在、皆目見当がつきません。正直なところ。
だだ、選手個々にっていうか、監督からのメッセージとして伝えてやりたいなっていうのは、契約した時点でプロ野球選手イコール、これが職業ですから。いままでは学校を歩きながら、会社勤めしながら他の時間を野球に費やしてきた訳ですけれども、これからは野球が仕事です。
24時間、自分がこの世界で生きていくために何をすべきかということを、自分の中ではっきりと理解してもらわないとプロ野球選手としては大成しないだろうなと。
グラウンドに出ている時だけ野球やればいい、家へ帰って、寮に帰ったら他の時間は別のことを考えていれば良いということではなくて、24時間のサイクル、1年365日、これを野球に使って貰いたい。それと自分の身体には自分でお金をかけて手入れをして、一年でも長くこの世界で野球をやっていく。
私からのメッセージとすれば、20年間現役でやってきた45歳までやった、みなさんまだ言っている意味は理解できないでしょうけれども、唯一いま、彼らに言ってやれるメッセージとすればそれだけじゃないかなと思います。

中日パレスにて