新人選手入団発表
2009年
指名 | 背番号 | 氏名 | ポジション | 年齢 | 生年月日 | 出身校(球歴) | コメント |
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1巡目 | 11 | 岡田 俊哉 (おかだ としや) |
投手 | 18歳 | 1991年12月5日 | 智弁学園和歌山高等学校 | 詳細 |
2巡目 | 16 | 小川 龍也 (おがわ りゅうや) |
投手 | 18歳 | 1991年9月3日 | 千葉英和高等学校 | 詳細 |
3巡目 | 50 | 中田 亮二 (なかた りょうじ) |
内野手 | 22歳 | 1987年11月3日 | 亜細亜大学 | 詳細 |
4巡目 | 56 | 松井 佑介 (まつい ゆうすけ) |
外野手 | 22歳 | 1987年7月10日 | 東京農業大学 | 詳細 |
5巡目 | 32 | 大島 洋平 (おおしま ようへい) |
外野手 | 24歳 | 1985年11月9日 | 日本生命 | 詳細 |
7巡目 | 47 | 松井 雅人 (まつい まさと) |
捕手 | 22歳 | 1987年11月19日 | 上武大学 | 詳細 |
8巡目 | 57 | 吉田 利一 (よしだ としかず) |
捕手 | 22歳 | 1987年4月27日 | 奈良産業大学 | 詳細 |
育成1巡目 | 212 | 矢地 健人 (やち けんと) |
投手 | 21歳 | 1988年1月15日 | 高岡法科大学 | 詳細 |
育成2巡目 | 202 | 赤田 龍一郎 (あかだ りゅういちろう) |
捕手 | 21歳 | 1988年1月7日 | 愛知大学 | 詳細 |
西川社長 挨拶
みなさんこんにちは。
ここに座ってる9人。今年のドラフトによってドラゴンズに新しく仲間入りします。
すべてまだ素材の域ではございますけども将来性豊かな選手ばかりです。
おそらくドラゴンズのこの4、5年後は彼らが担ってくれるだろうと期待しております。
どうかみなさんもその意味では彼らに報道の立場から色々とご指導いただきたいと、よろしくお願いいたします。
落合監督 挨拶
えーとですね。今年のドラフトに関して言いますと、現在のドラゴンズの抱えている問題点、左ピッチャー、キャッチャー、それから外野手、それに加えて左バッターと、という補わなきゃいけない部分はある程度埋まったと思っています。
まだ契約が済んでない選手を含めて選手66人、育成選手6人、72人を以て来年いかにして2010年を戦おうかと、即戦力として期待している選手、2年3年後を期待しながら育て上げなきゃいけない選手、それは2月のキャンプを見た時点でおおよそのことは分かるだろうと。
あとは1日も早く野球が仕事、ということを自分たちの肝に銘じて、これで生活をするんだ、ということを本人らが理解してくれれば自ずとやるべき事っていうのは分かってくるだろうと思います。
まだ今日は初めてドラゴンズのユニホームに袖を通したこの選手たちですけども、将来的に見て必ずやドラゴンズの主力の一角を担う、彼らが優勝に関わってくる、そういう選手になることを我々も期待するし、そういうふうに育て上げなきゃいけないと。
その今日は初日って事で、彼らには2月1日のキャンプに良い状態で、野球がやれる状態で入ってきてもらえればいいなと、というふうに考えています。
あとは自分たちがプロ野球の同じ土俵に上がってこれから戦うんだ、今までは外にいたわけですから。
レギュラークラス、うちのレギュラークラスの平均年齢っていうのは高いです。今日この席で、空いてるポジションていうのはいくつかあります。
ピッチャー三十数名で戦いますけども、彼らが来年一軍に出てきて戦える、良いものは使っていき、使っていかないと現状を切り開いていくっていうことは今の段階ではできないと。
必ず力って言うのは必要になってくるんだし。そういう意味では良い補強ができ、良い選手を今年のドラフトっていうのは獲れた。
あとはみんなの仕事に対する意気込み、心構えそれを今日から1月31日まで掛かって考えて2月のキャンプに入ってきてくれればいいなと思っています。
西川社長 質疑応答
今年のドラフトを総括いたしましてどんな印象でしょうか?
それぞれ個性があり、それぞれの持ち味をもっていると思うんですね。その辺を皆が出し切ってくれる。
ドラゴンズの方針としまして、やっぱり一芸に秀でた人を集めたい、その集団にしたいというのが監督の願いですから、それに沿って皆さんもらっている。
それを出していただければドラゴンズそのものが強い集団になる、強いチームになれると思っています。
そういう意味で、これから入って、野球に取り組んでほしい。
落合監督 質疑応答
9人のルーキーを迎え、コメントを聞き表情を見てどんな印象でしょうか?
なんて言うのでしょうか、ドラゴンズらしいというのか、おとなしいですね、皆さん。
それはしょうがないんだと思います。三十数年前を考えれば私らもそうだったんでしょうけれども、ただ、一軍のゲームに出たいという、この思いは何年たっても一緒なんだなと出発点はそこからなんだと思うし、その権利を勝ち取るために、契約して、ユニホームに袖を通して2月1日からグラウンドに出るわけですから。
そういうことを考えれば、この席でいいのかどうか分かりませんけれども、ドラゴンズっていうチームの今置かれている状態はどういう状態なのかピッチャーにも、キャッチャー、内野手、外野手。
それを考えたときに、おそらく、私は見てみないと分かりませんけれども何人かは3月の開幕のときに一軍にいられる可能性はあるんじゃないかとは思っています。
ただ、それをつかむかつかまないかは、もう彼ら本人ですから。手助けはします。
手助けはしますけれども、勝ち取るか勝ち取らないかっていうのは本人ですから。
そういう意味では、ピッチャーっていうのは故障もあるだろうし、誰かがそれを補って行かなきゃならない。
現状、左ピッチャーっていうのは、いまドラゴンズ少ないですから、十分にチャンスはあるだろうと、キャッチャーにしても、谷繁が144試合マスクかぶれるのか、と考えたらそれはこちらとしても危ない橋を渡る訳にいかないなと、誰かが何試合かは補ってくれなきゃいけない。
2番手、3番手というところはまだ決まってませんから。
内野手に関して言えば、まあ、ほぼ万全だろうと。つけいる余地はないだろうと、だから今回のドラフトで内野手はショート、セカンドというポジションは取っていません。
あくまでも、左で何かの時のために、ブランコ、森野、それに交われる左バッター、そして内野守るファースト、サードということを念頭に置いてとっている訳ですから、一番ゲームに出る可能性があるとすれば外野手だろうと、そういう意味の今回のドラフトでしたから。
まして、左のピンチヒッターは少なくなる。彼らには十分チャンスはあるだろうと。
それをこの2ヶ月間、自分らで何をやったら一軍に生き残れるのかなあっていうのを、冷静に考えてくれれば意外と、ここにいるメンバー、早くから一軍のゲームに出られるんじゃないのかなと思っています。
7年前に同じ席で監督に伺ったときに、自分の意志でユニホームを脱げるのはほんのわずかだ、そういう選手になってほしい。というコメントをいただきましたが、改めて厳しい世界に踏み出していくこの選手たちにメッセージがあれば一言お願いします。
自分のことだけ考えてください。選手は自分のことだけを考えて、社会人としてルールを守ってくれれば。
あとチームのためだとか、勝った負けた、その責任は監督が負いますから、監督が名前を書いて、名前を告げないことには、彼らはグラウンドに出て行けない訳ですから、そんな人のこととか考えてるよりも、まず自分を大事に、自分のことだけを考えて野球をやってくれれば、私はそれでいいと思っています。それがプロの絶対条件だと思っていますから。
中日パレスにて