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加藤宏幸代表取締役社長 挨拶

本日はご多用の中、多数お集まりをいただきまして誠にありがとうございます。

中日ドラゴンズ新入団発表、この日は球団にとりまして一年のうちで最も喜ばしい日でございます。

選手、ご家族の皆様にとりましても一生記念に残る一日に、またドラゴンズファンの皆さんにとりましても一年のうちで最も胸が踊る一日になるであろうと思います。

中日ドラゴンズは来年球団創設90周年を迎えます。

その90周年にとって、9人の新しい選手を迎え入れるということは本当に素晴らしいことであります。

90年、それから次の10年、100年に向けまして、ここにいる9人の選手が球団の新しい顔になってどんどん引っ張って行ってくれるだろうと期待をしております。

ドラゴンズにとってはこれからまた新しい歴史が始まります、その新しい歴史、伝統をここにいる9人の選手たちが作っていってくれることを期待いたしまして、私の挨拶と代えさせていただきます。

井上一樹監督 挨拶

今、球団社長の加藤よりいろいろ話がありましたけれども、その通りでございます。
縁ありましてこの9名の選手を指名させていただきました。

今チラッと見えましたけれども、涙ぐむお母様方、息子の晴れ姿、これを見てここを目標として頑張ってきた我が息子をこれからプロの世界へ送り込むという形で、もちろん期待と不安が入り混じる、そういった形ではあろうと思います。

自分ごとではありますけれども、僕も鹿児島の田舎から高校生として入ってきました、その時もやはり不安と期待といっぱいではありましたけれども、その中でいろいろなことを学び、そして挫折も味わってという形のものを、私も経験してまいりました。

きっとここにいる9名もいいことばかりではないと思います。もちろん厳しい世界です。

その中で生き残って自分がスターになるんだ、球団の顔になるんだっていう気持ちをもって頑張ってくれれば私も指名した甲斐があったかなと思います。

90周年を迎えドラゴンズは来年、特に注目を浴びる中でこの新人の9名がどういった形でチームの力に、ピースになれるか、これはそれぞれの個人個人の頑張り、そしてお父さんお母さんを含め、恩師である監督、親戚、おじいちゃんおばあちゃん、応援してくださる全ての方に、この9名が恩返しをしてくれるという気持ちで、私も長として見守りたいと思います。

ドラゴンズのユニホームを着た時点でファミリーです。もうドラゴンズの一員、そして僕も親心をもって接し、そしていい選手になるために羽ばたくように熱く接していきます。

そしてメディアの皆さんも新人で面白い選手がいると、楽しみな選手がいるとどんどん取り上げてもらって盛り上げてもらえればと思います。

今日は晴れ舞台です。皆さん、大いに涙して、笑って、写真撮りまくってやってください。
よろしくお願いします。

井上一樹監督 代表質問

新しい選手9人、今日その顔を見たということになると思いますが、その表情を含めてどんな印象ですか

表情は見ての通りカチンコチンですね皆さんね。
ではありますがやはりこのユニホームに袖を通し、プロの世界、これは憧れていたでしょうしプロ野球選手になった、もうこの時点になりました。
ですけれどもここがゴールではありませんよっていうことを、ここからがまたみんな勝負だよという自覚持ってもらいたいと思います。
みんな凛々しく見えますので今日はお父さんお母さん、いっぱい写真撮っておいてください。
それくらい楽しみな選手を取れた、表情は固いですが、これからは慣れていってほしいなと思います。

そして今日、背番号も発表となりました。監督の願いなどもあると思いますが

そうですね、この背番号はもちろん球団の方とも話しは煮詰めて決めましたが、ほぼほぼと言っていいぐらい僕が決めさせていただきました。
そういった意味で願いと、皆ね自分の背番号、もちろん数字がちっちゃい選手も大きい選手もいますけれども、その背番号がドームで躍る、そして自分のものにするというのは、それぞれの頑張り次第だと思います、そういった運命、最初つけた背番号を大事に羽ばたいて欲しいと思います。

簡単にではありますが、中西投手11番というところ

中西選手の場合は青山学院の試合を僕もよく見させていただいてましたが、僕の見間違いでなければ11番つけてたよね？
ちょうど11番も空きましたし、11番といえばドラゴンズでは過去にもいい投手がつけているというイメージがありますので、これはもってこいだなという形で11番をもう即決でした。

櫻井投手、16番ですが

16番という数字もピッチャーらしい数字という意味で、ドラフト2位で取らせていただきましたので、櫻井君にも16番だなっていうふうな形で即決しました。

篠崎投手は52番ということですが

篠崎君に関しては52番というのが、体格が大きかったのでガチッとした形の数字、多少大きめでもいいのかなという形で決めさせていただきました。